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南国うまうま日記/バリ島ウブドの生活

南国バリ島のウブドに暮らすもんぶぅのうまうまな毎日を綴った日記です。海外生活豆知識やタイなどの旅行記もあります

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5年に一度のSAMSAT

バリ島暮らしの豆知識

3月は、僕のバイクのSAMSATです。
SAMSATのことを「車検」という人がいますが、これは間違い。本当は車両税の納税のことです。
日本の場合、車両税の納税は4月ですが、バリ島の場合は、車両を登録した日までに行います。僕のバイクは2009年3月11日に車両登録をしたので、毎年3月11日までに車両税を納めます。


以前のこのブログで紹介しましたが、車両税の納税だけならウブドのサンギンガンにあるギャニャール県車両税納税事務所ウブド分室で行うことができますが、今回は、ナンバープレートの交換(こちらの方はガンティ・デーカーと言っています)をしなくてはならないので、ギャニャールにあるSAMSAT事務所(本署)に行ってきました。


ナンバープレートの交換、って日本では聞かない話ですがインドネシアは車検というものがない代わりに、車両番号(ナンバー)に有効期限があります。それは登録後5年で、有効期限が切れたら、また新たにナンバーを取りなおします。
取り直すといっても、登録所有者が変わらない限り番号そのものは同じになります。

これは、SANDAT BALIの大家さんの車ですが、ナンバープレートの下のほうに「01・16」ってありますね。これが有効期限で「2016年01月まで有効」ということです。
僕のバイクは2009年3月11日に登録してナンバーをもらったので、今年の3月11日にナンバーの有効期限が切れます。なので、今回はギャニャールのSAMSATに行って「ガンティ・デーカー」を行うってことです。


さて、ギャニャールのSAMSATは、いつも混んでいるんですが、さらにガンティー・デーカーを行うのなら、早く行ったほうがいいよ、という友人の忠告に従い7時半に家を出て、8時前にSAMSATに到着しました。ちなみに、SAMSATは8時から開いています。
必要なものは、バイクそのものと、STNK(B)、BPKB(これについては、後程説明します)、あとは身分証明書(KTP)ですが、外国人の場合はKITSになります。(つまり、KITASがないと車両の登録や納税ができません。だから、ソシアルビザなどツーリストビザではバイクや車は自分名義での登録ができないのです)



SAMSATの事務所についたら、玄関前を通り過ぎ、左手奥の駐車場にバイクを止めます。



SAMSAT事務所のちょうど裏手に、コピーを取ってくれるワルン(お店)がありますので、ここに必要書類を出してコピーを取ってもらます。コピーは専用の表紙(マップといいます)にホチキス止めして渡してくれます。コピー代はRp3,000でした。
ここで、このワルンのおじさんに「今回初めてガンティー・デーカーをするんだけど?」って聞いてみたら、このおじさんすごく親切にいろいろ教えてくれました。



まず、このワルンの正面にある車両検査所みたいなところにバイクを持っていきます。



すると、人相の悪いおっさん(失礼・検査所職員さんです)が、やおらバイクのシートを外し、フレームに刻印されている車体番号を石刷りで紙に移していきます。(この紙などは、職員さんが持っていて、勝手にやってくれました)



そして、バイクの下に潜り込んで今度は、エンジンの製造番号を写し取ります。もう、毎日何台もやっているので、どの車両はどこに刻印があるか、わかっているようです。



刻印を写し取った紙を所定の申請用紙に貼り付けます。この申請用紙も、職員さんが持ってきてくれました。



これと、コピーした書類一式を検査所のお巡りさんに渡してチェックしてもらい、問題なければ書類一式をもってSAMSAT事務所に行くように言われました。
ちなみに、お巡りさんから「ちょっとチップをくれ」とか「手伝ってやるから、お金をくれ」なんてことは一切ありませんでした。当たり前ですけどね・・・



SAMSAT事務所の入り口です。
入るとすぐ右手にINFOMATIONがありますので「書類どこに出すの?」て聞いたら、親切そうなお巡りさんが丁寧に教えてくれました。



最近はバリ島でも公共の場所(室内)は禁煙ですよ



書類は正面の右手にある窓口に出して(まだ始業前でしたのでカウンターに並べておきました)、しばらくしたら名前を呼ばれてRp80,000を支払うように言われました。このお金は、STNK(B)の発行手数料(Rp50,000)とTNKB(車両番号票・ナンバープレート)の発行費用で、正規料金です(壁に料金表が貼ってありました)。


お金を払ったら領収書と番号札をもらいました。ちなみに番号は「赤の1番」。赤はガンティ・デーカーの人だそうです。納税だけの方は黒番号です。


さらに書類を渡され記入するように言われました。
渡された書類の記入方法ですが・・・

なんと、記帳台には記入例が貼ってあります。
記入する内容は、車両のメーカーや車体番号などですが、古いSTNK(B)に書いてあることをそのまま写せばいいように、なっていました。


書き上げた書類をまた窓口にだし、またまた待っていたら、番号を呼ばれて、カウンター左の窓口で今度は車両税を支払いました。


その後、またまたまた、待たされて、事務所の一番左端の窓口で新しいSTNK(B)とSKDP(納税証明書)を受け取りました。
あれ?新しいナンバープレートは?と、係の方に聞いてみたら、先ほど車両検査をした裏にナンバープレート(TNKB)発行事務所があるから、そこに行って、と言われました。



この事務所というのは、朝コピーを取ったコピー屋さんの隣。
さっそく、中にいたおじさんに「TNKBちょうだい」っていったら、「これから作るから、できるのは2か月後だよ」
(;゚Д゚)! ・・・
でも、3月でナンバーの有効期限切れちゃうんだけど・・・
新しいSTNK(B)があるから、万一ポリスに止められても、STNK(B)を見せれば大丈夫・・・ってことだそうです。
はぁ・・・


まぁ、なんとか5年に一度のSAMSAT(ガンティ・デーカー)は無事に終わりました。
結局、8時に行って、終わったのが10時。2時間かかりましたが、あとで友人に聞いたら、早いほうだそうです。ふつうは半日から下手したら1日かかるって・・・
ふぅ・・・・


さて、STNK(B)とか、TNKBとか、略語がたくさん出てきたのでまとめてご説明します。


◆STNK(B)

正式名称は「Surat Tanda Nomor Kendaraan Bermotor」この頭文字をとってSTNKBあるいはSTNKといいます。発音は「エステンカー」
日本語に略すと「動力で動く乗り物の番号票の証書」つまり「自動車番号票証書」
この車(バイク)の車両番号やエンジン番号、車体番号、所有者などを表記した「車両登録書」みたいなものです。


◆SKPD

正式名称はSurat Ketetapan Pajak Daerah PKB/BBN-KB Dan SWDKLLJ
PKBとは、自動車税のこと。SWDKLLJとは交通事故基金への献金で車両保有者は支払いを義務化されています。
つまり、車両税などの納税証明書です。


このSTNK(B)とSKPDは車両を使用するときに携帯が義務付けられています。
時々、ポリスが検問をやっていますが、このとき調べられるのが免許証とSTNK(B)とSKPD
免許証は、無免許者の摘発。
STNK(B)は、この車両が正規登録車両かどうか、盗難車に適当なナンバーをつけて乗っているのではないかということをチェック。
SKPDは税金がちゃんと支払われているかのチェックです。
日本の検問と同じですね。ちゃんと法にのっとって、検問をしています。これら書類がちゃんと完備されていれば、なにもお咎めなどないのですよ〜
それを、無免許でバイクを乗り回し、検問で捕まって、罰金を取られて、自分が悪いのにグチグチ文句ばっかいう旅行者や滞在者が・・・・


◆TNKB
正式名称は「Tanda Normor Kendaraan Bermotor」自動車車両番号票、つまりナンバープレート


◆BPKB
正式名称は「Buku Pemilik Kendaraan Bermotor」車両所有証明書です。
インドネシアの法律の習慣で、BPKBやSTNK(B)に記載されている所有者よりも、このBPKBを持っている人を正式な所有者として認めらています。つまりBPKBを取られるということは車両そのものを取られると同じことなので、BPKBは大切に保管しておきましょう。BPKBは所持義務もなく使用するのはSAMSATの時と車を売る時だけですからね。


さて、今回のガンティーデカーで使った費用をまとめてみましょう

  • 書類のコピーとマップ代 Rp3,000
  • STNK(B)の新規発行費用 Rp50,000
  • TNKBの新規発行費用 Rp30,000
  • PKBとSWDKLLJ(納税)費用 Rp234,500

合計Rp317,500
となりました。


実際、自分でやってみて結構めんどくさいのと時間がかかりさらに、インドネシア語がある程度できないと難しいということがあり、在住の方の多くはインドネシア人に頼んで代わりにやってきてもらっています。
自分が会社のオーナーや社長さんであれば部下に言ってやらせるのですが、そうでない方は友人などに頼むのですが、そりゃあタダでってわけにはいかない。そこで、手数料というかチップを払うんですが、いくら払うんでしょうか?
とある在住の長い人に聞いたら、必要経費込みで1Juta(Rp1,000,000)以上は払うよね、ってことでした。
つまり、Rp680,000がポケットに入る・・・・
これを高いとみるか、適正とみるかはお任せしますが「ちくしょ〜、そんなに取りやがって」って思われた方、どうぞご自分でやってください。
実際、言葉ができればそんなに難しいことではありませんし、わからなければ聞けば教えてくれます。
ちょっとチップ頂戴、なんて人もいませんからね・・・


最後に、車両の改造に関して
STNK(B)にしろ、BPKBにしろ、登録されているのは、車両のメーカー、型式、排気量、エンジンナンバー、フレームナンバー、車体の色、フレームの色です。つまり、マフラーやハンドル、ショックなどを変えても違法にはならないようです(今のところ)
極端な話、エンジンの排気量を変えなければターボだってスーパーチャージャーだって、ニトロだって積めちゃう。フレームをぶった切ってチョッパーにしてもOK!(フレームナンバーは残さないとだめですけど)
でも、色を変えるのはだめだそうです。色を変えたり、排気量を変えたり、エンジンを積み替えたりしたら、またSAMSATで登録をsh直さなくてはいけないのです。ご注意ください。