南国うまうま日記/バリ島ウブドの生活

南国バリ島のウブドに暮らすもんぶぅのうまうまな毎日を綴った日記です。海外生活豆知識やタイなどの旅行記もあります

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バリ島の幸せ、ハワイの幸せ

アメリカ合衆国に完全に乗っ取られたハワイと、オランダの侵攻を跳ね返し、独自の道を歩んだバリ島、どちらが幸せなのか?そして、リゾートとしてみたとき、どちらが正解なのでしょうか?


アメリカ合衆国に乗っ取られたハワイ

ハワイには昔、ハワイ王国がありました。
しかし、アメリカ合衆国に占拠され、今ではアメリカの一部となっています。


アメリカに支配されることにより、多くの人、金、技術、文化がハワイに流れ込んできました。
町並みは美しく、家も近代的になり、ビーチにはホテルやブランドショップが立ち並び、文化的で美しいリゾートが出来上がりました。
また、自然保護も組織的に行われ、今でも美しい海や自然にあふれている、この世の楽園のようです。


しかし、ハワイにとってそれは本当に幸せなんでしょうか?
古くから受け継がれてきた、ハワイの文化、思想、宗教はどうなのでしょうか?ハワイ王国は発展したのでしょうか?


独自の道を歩んだバリ島

バリ島は、一時オランダや日本に占拠されていました。
オランダは、バリ島の王族が行ったププタンにより、世界中から非難を浴び、バリ島を占拠しましたが、バリの文化、伝統、宗教を保護しました。そのため、シガラジャなど一部地域と、オランダ文化を取り入れようとした一部王族以外、バリの伝統文化はしっかり残りました。


日本軍占拠、戦争終結、オランダ軍の再占拠、独立運動をへて、バリ島を含むインドネシアは独立し独自の道を歩みます。バリ島は、世界的なリゾートとして有名になりますが、大国からの資金、人、文化はあまり流入しませんでした。
そのため、リゾートというには、お粗末なエリアもあります。
統制のとれていない、勝手な乱開発のため、自然やインフラの問題も起きています。
そして、人々の生活も貧富格差が広がっています。


しかし、古くから伝わるバリ島の文化、宗教は続いているのです。
バリ島独自の美意識から生まれた彫刻や建物、宗教を根底とした人々の暮らし、独自の食文化・・・


そして、リゾートとして正解なのは?

アメリカ合衆国の一部となったハワイは、本土からの金、人、技術により一大リゾートとなりました。
美しい海岸線に整然と建つホテル、レストラン、ショッピングセンター
ハワイアン文化のショー、アクティビティ
安全な街、清潔な街、自然豊かな街、コンビニエンスなリゾート
多くの人が、頭に思い描くリゾートがハワイにはあるでしょう。
まさしく、世界のリゾートのお手本と言えるかもしれません。


でも、本当にハワイが正解なんでしょうか?
ハワイのリゾート、裏返せばどこにでもあるリゾートではないのでしょうか?
極端な話、ハワイに行かなくても、ディズニーランド・シーでもよくないでしょうか?
それと、リゾートの裏に見え隠れする、経済第一の影。
経済第一、お金第一の匂いがするのは、私だけでしょうか?


バリ島もハワイ化しつつある

独自の文化が残るバリ島
と書きましたが、それも最近怪しくなりつつあります。


クタ、スミニャックヌサドゥア・・・南部エリアを覗いてみてください。
確かに、バリ風の装飾が施されたホテルやレストラン、バリの伝統芸術、残っていますが、それらは表面的なような気がします。


日々の宗教活動、神様へのお供え、感謝
農耕を中心とした経済活動
そんな、バリ島の文化、伝統が南部エリアを中心にだんだん失われてきたような気がします。
便利、快適、文化的な生活と引き換えに。


そして、南部エリアに続々と建って行くホテルやレストラン。
バリ島のビーチはワイキキに向かっているような気がします。


それが、正しいことなのか、間違ったことなのかは、私にはわかりません。
ただ、バリ島に人々がアイデンティティを失ってほしくないと、願います。