南国うまうま日記/バリ島ウブドの生活

南国バリ島のウブドに暮らすもんぶぅのうまうまな毎日を綴った日記です。海外生活豆知識やタイなどの旅行記もあります

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タンパクシリンでマンディ(ムルカット)

先週の頭から、友人が来て忙しかったり、じんましんが出たり、なんやかんやでちょっとバタバタしていたので、気持ちを落ち着かせるためと、みそぎをするためにスンバヤン(お祈り)に行こうと思いました。
友人たちにどこに行ったらいいか相談すると、みんな「それならタンパクシリン(ティルタ・エンプル)だよ」ということ。
ティルタエンプルは何度も行ったことがあるのですが、マンディ(沐浴)をするのは初めて。
どうやっていいのかわからないので、大家さんに相談したら「じゃあ、一緒に行こう」と、いうことになり、大家さんの娘の婚約者から車を借りて、大家さん(バッパ)、大家の奥さん(イブ)、そして僕の3人でタンパクシリンに行くことになりました。
ちなみに、沐浴して身を清めることを「ムルカット(merkat)」というそうです。


なるべく早い方がすいているという事で、家を7時半に出発。
途中、ペジェンで大きなオダランがあり、う回路を走ったりして、8時半ごろタンパクシリンに到着。
駐車場に車を入れて、近くのワルンでチャナン(ちいさなお供え物)とお線香を買いました。合計1万Rp.


お寺には、マンディをする人たちのためのロッカールームもありますが、「そんなのは、いらん」ということで借りませんでした。
沐浴場にはすでに何人もの人がマンディしています。まずは、買ってきたチャナンの一部を数か所にお供えし、そこでお祈りです。もちろん、お坊さん(マンクー)はいませんから、めいめい勝手にお祈りしています。


そして、上着とサプッ(腰布)、スレンダン(帯)、ウダンを脱いで、沐浴場の隅に置きマンディの始まりです。
身につけているものは、下着とサロンのみ。それにTシャツを着たりしている人もいました。
イブは、サロンを胸の上で結んでいました。
若い女性は、水着のようなものの上から、サロンをつけたり、Tシャツを着たり、クパヤを着ています。


マンディ場は左右2か所ありますが、最初は左からだそうです。
マンディ場の壁には一列に水が噴き出す口がいくつもあり、一番左から順番にマンディしていくのです。



これは、2004年に初めてバリ島を訪れた時に撮影した、ティルタエンプルの沐浴場。ほとんど現在と変わっていませんね。この時は、なにかお祭りがあったらしく、大勢の人が一斉にお祈りをしていました。

マンディの作法は、まず軽くお祈りをして、噴き出している水を手で受けて少し飲む事を3回行います。(普通のスンバヤンでお坊さんから聖水をもらうのと同じですね)
そして、手で受けた水を頭に3回かけた後、噴き出している水を直接頭に3回受けます。頭で水を受けている時間は人それぞれですが、1回に5〜10秒くらいでしょうか。


この流れで、次の噴き出し口に移動して、同じように沐浴を行います。
ただし、噴き出し口には「死者のための聖水」や「家や車のための聖水」もあるので、そういうところでは、沐浴はしません。
そういう、お作法を知らないバリの人もいるようで、死者の聖水でマンディしている人がいてバッパが「そこは違うよ」と注意していました。


ちなみに、死者の聖水は、死体をそこで洗うのではなく、そこから噴き出している水を家に持ち帰り、死体を清めるのに使うそうです。


こんな感じで、15か所くらいの噴き出し口で沐浴します。
朝も早く、まだ太陽もそれほど高くなかったので、結構寒かったです。水も冷たいのですが1回浴びてしまえば慣れてしまいます。
しかし、沐浴場はプールのようになっていて、深さもお腹のあたりまでしかないので、上半身が外に出ていて風が吹くと結構寒かったです。
沐浴場のそこは砂利ですので、滑ることはないのですが、沐浴場の端にある石段や、周りの床が滑りやすいので注意が要りますね。


マンディがすべて終わったら、トイレに備え付けの更衣室で服を着替えます。更衣室の使用料はRp1,000。
塗れた服から着替えると、ほっとします。
その後、お寺に入り、お祈りをしてマンクーから聖水とお米を頂いてきました。


初めて、タンパクシリンでマンディしました。
水は冷たく、寒かったですが、なんて言うか、身も心も洗われ、すっきりした気持ちになれました。
たまには、沐浴もいいですね。