読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

南国うまうま日記/バリ島ウブドの生活

南国バリ島のウブドに暮らすもんぶぅのうまうまな毎日を綴った日記です。海外生活豆知識やタイなどの旅行記もあります

にほんブログ村 海外生活ブログ バリ島情報へ   ←クリックよろしくお願いします

バリ島VISAの話(9)・KITASについて

無事就労VISAが取れて、入国したら、KITASやIKUTAを申請します。
今日は、KITASについて、お話をします。


KITAS(キタス)とは暫時居住許可証のこと。
つまり、「インドネシア国内に住んでいいですよ」という許可証で、この許可証を保有していると、インドネシア国民とほぼ同等の権利をもつことができます。
KITASは、就労VISAやリタイアメントVISA、婚姻VISAなど1年以上有効なVISAで入国した人に対し、発行されます。つまり、VOAやソシアルVISAでは、発行されません。


時々「KITAS=労働許可証」と、思っている方がいますが、これは間違い。
就労してはいけないリタイアメントVISAのかたも、KITASを持っています。
KITASを申請すると、一緒に「外国人登録書」もきます。青いブックタイプの書類なので「ブルー・ブック(インドネシア語では、ブク・ビル)」と言われています。
このKITASとブク・ビルがないと、インドネシア国内に居住することはできません。もし、失効してしまうと「オーバーステイ」となってしまいます。


KITASは、黄色いカードでオモテ面に顔写真が印刷されています。
KITASは、インドネシア国民が持つKTP(身分証明書)の代わりなので、常に持っているように指導されますが、KTPのように、プラスティックカードではないし、サイズも免許証やクレジットカードより大きいので、常に携帯していると敗れたり紛失したりする可能性があります。
僕は、KITASをコピーして、そのコピーを財布に入れて持ち歩いています。
でも、これまで街で「KITASを見せろ」なんて言われたことはないのですけれどね。


KITASをもつことにより、インドネシア国民とほぼ同等の権利があると書きました。といっても、参選権があるわけでもないのですが、生活上、KITASがあればできることは

  • インドネシア国内での居住の許可(1年間)
  • 運転免許証の取得(1年)
  • 各種サービスでのドメスティック価格の適用
  • 本人名義のバイク、自動車の保有

が、一番大きなものでしょうか?


インドネシア国内の居住許可ですが、もちろん居住に当たっては地元警察への届出が必要です。また、居住する場所が変わったら、必ず入国管理局や警察に届けでなくてはいけません。
また、KITASの有効期限は1年間です。1年経ったら、延長申請をしなくてはいけません。延長申請は最大5回まででき、それを過ぎたら一旦出国し、改めてVISA、KITASを取得します。


運転免許ですが、KITASがなくても取ることはできます。ただし、有効期限が1ヶ月のツーリスト免許になりますが、KITASがあれば1年免許が取れます。ただし、インドネシア国民は5年免許何ですけど・・・


ドメスティック価格の適応ですが、いろいろな施設の入場料やホテルの宿泊費などは、外国人料金とインドネシア人料金(ドメスティック料金)の2段構えになっています。外国人は外国人料金を支払いますがKITAS保有者はドメスティック料金となります。
施設によっては、料金を

  • 外国人料金(ツーリスト料金)
  • KITAS料金
  • ドメスティック料金

と3段階にしているところもありますが、KITAS保有者は外国人旅行者より安くなるところが多いのです。KITAS保有者に対して特別料金を設けることを「KITAS割引」と表現しているところもあります。


バイクや自動車の保有ですが、外国人旅行者はバイクなどを購入しても登録はできません。そのため、友人のインドネシア人の名義で登録することになります。そのことにより、のちのちトラブルが発生することもあります(登録名義のインドネシア人がそのバイクや車の所有権を申し立てるとか)。
しかし、KITASがあれば、本人名義でバイクや自動車の登録ができます。


このように、いいことが多いKITASですが、もちろん権利もあれば義務もあります。
一番大きな義務は「納税の義務」です。
就労VISAで入国しKITASを取得した場合、$100/1月の納税をしなくてはいけません。しかも1年単位で前払いです。インドネシア国民で低所得者は納税猶予をしてくれますがKITAS保有者には納税猶予はありません。


そして、もう一つあるのが「出国の制限」なのです。
旅行者の場合、インドネシア国外に出るのに制限はありません。いつでも、好きなときに飛行機や船舶で自国に帰ったり、第3国に出国できます。
しかし、KITAS保有者は出国に際し「再入国許可」や「EPO」を申請しなくてはいけません。また、「FISKAL」と言われる、出国税の支払いもあります。
(FISKALは空港の出国審査の前に払うRp150,000とは別に支払う出国税です)
この「再入国許可」「EPO」「FISKAL」については、次回お話をします。


注意:このブログで説明しているKITAS等については、私が知る限りのお話です。法律的にもっと多くの義務や権利が発生するかとは思いますが、私が実生活の中で体験や聞いた話のみを書いております。
より詳しく調べたい方は法律事務所等専門機関にお尋ねください。