南国うまうま日記/バリ島ウブドの生活

南国バリ島のウブドに暮らすもんぶぅのうまうまな毎日を綴った日記です。海外生活豆知識やタイなどの旅行記もあります

にほんブログ村 海外生活ブログ バリ島情報へ   ←クリックよろしくお願いします

9月はラマダン

8月のバリ島はガルンガンークニンガンでした。バリTVも、毎日ガルンガン関係の番組を流し、ガルンガン、クニンガン当日はワルンやパサールはお休みでした。そんな、8月が終わり、9月に入ると今度はラマダンです。そうです、バリ島があるインドネシアは世界で一番イスラム教徒を抱える国なのです。人口の大半がヒンドゥーバリ島でも、イスラムの方は沢山おり、ラマダンの影響は出ております。特に、テレビ。さすがにバリTVでは、ラマダン関係の番組はありませんが、他のチャンネルはジャワで作られているので、毎日ラマダン関係の番組が続いております。また、夜になるとコーランが流れます。


さて、私はこれまで「断食」=「ラマダン」と思っていましたが、これは大きな間違い。「断食」は「プアサ(Puasa)」です。「ラマダン(Ramadan)」とは「断食月」のこと。そして、「断食明け」が「レバラン(Lebaran)」となります。
この「断食月」は、イスラムの戒律にしたがい、日中(日の出から日没まで)は「断食(プアサ)」を行います。日中は飲食はしません。唾を飲み込むことも禁じられています。ただし、妊娠中の夫人はこの限りではないそうです。
ここで、ポイントは日中ということです。つまり、日の出前と日没後の飲み食いはOKなのです。プアサは一か月(30日)続きますから、まったく飲食しなければ、死んでしまいますよね。
日中飲み食いができないので、その分夕食はがっつり食べるそうです。


私のインドネシア語の先生はイスラムの女性なのです。先生に聞いたら「プアサも辛いけど、家庭の主婦はもっと辛いのよ〜」日の出から飲食できないので、日の出前に家族に朝食を取らさなくてはいけないのです。現在、日の出の時間は4時30分(バリでは本当は6時30分位なんですけど、インドネシア全体で同じ時刻からプアサを始めるので、4時30分になるそうです)なので、その前に起きて朝食の準備をして家族に食べさせなくてはいけないのです。しかも、夕食は普段以上にたくさん準備し、さらに夜遅くにお祈りがあるのですよ。ヒンドゥーのチャナン作りも大変ですが、イスラムのプアサも大変なんですね。日中も水が飲めないので、大変です。
ラマダンが始まってから一週間が、まだ体が慣れていなくて大変だそうです。10日もすれば、それに慣れて楽になると言っていました。
「年に一度のプアサは、体のためにもいいのよ〜」ということです。


さて、ラマダンが明ければレバランです。レバランは2日間祝日となりますが、ジャワなどの会社やお店は一週間くらいお休みになるそうです。レバラン当日は、まずモスクにお祈りに行き、その後親戚や親・兄弟の家に行くそうです。
そのため、この時期故郷に帰る人や、旅行に行く人が沢山います。
バリ島ヒンドゥーがほとんどですので、お店が閉まったりすることは少ないのですが、中にはジャワ出身の方が経営されているお店や従業員がジャワの人もいますので、(ガルンガンほどではないのですが)お休みになるお店もあるそうです。
それより、レバランのお休みはジャワの方の観光シーズン。そのため、ジャワから大挙してバリに遊びにくるのです。
もちろん、外国人向けのたか〜いホテルには泊まりませんが、バリにいる親戚の所や、中級ホテルにはたくさんのお客さんが来ますし、道路も渋滞しがちになるそうです。


ここで、ふと思いました。ラマダンはイスラム暦によって日程が決まります。イスラム暦と西暦の違いにより毎年10日ずつ早くなるそうです。また、ガルンガンークニンガンはヒンドゥーの暦(ウク暦)によって決まりますが、これは210日が1年になります。ということは、ラマダンとガルンガンが重なる時もあるということです。まあ、ラマダンはプアサですので仕事を休んだりすることはないのですが、ガルンガンとレバランのお休みが重なったら・・・
バリ人は休んでお祈り、ジャワ人は帰省や旅行・・・
バリのお店は全部休み????
いや〜、外資系のお店やホテル、デパート、スーパーはちゃんと営業しているそうです。安心してください。


ところで、次回のガルンガンークニンガンですが、3月です。もしかしたら、ガルンガンークニンガンとニュピが重なる???
バリの大きなお祭りが一度に体験できるので、旅行者にはお得な時期かもしれないけど、どんだけチャナンを作ることになるのでしょうか〜?